島田市（島田・金谷・川根本町を含む生活圏）で老人ホーム・介護施設を探しているご家族・ケアマネジャー・MSW（医療ソーシャルワーカー）の方へ。
「そろそろ親の施設を考えないと…」「島田市でどこを選べばいい？」
こうしたご相談を、私は医療・介護の現場で長年携わってきた経験から多数受けています。
私はこれまで、看護師（救命救急HCU／重症心身障害病棟）として急性期の退院調整に関わり、さらに有料老人ホームの管理者／看護部長／福祉事業部の統括として入居後の生活と医療連携を見てきました。
現在は在宅医療（訪問診療）を運営する現場で、医療介護連携・施設紹介支援・人材支援にも携わっています。
この記事では、島田市の公的データ（市の介護保険事業状況報告・計画資料など）を根拠にしながら、現場で起きがちな「失敗」と「最短で解決する考え方」を、島田・金谷・川根の生活動線も含めて具体的に整理します。
- 島田市で老人ホームを選ぶときに押さえるべき4つの軸
- 島田市の介護サービス・施設の全体像と高齢化状況（根拠リンクつき）
- 島田市近辺の費用相場と「総額」をブレさせない見方
- 医療ニーズ・認知症・リハビリ別の最適な施設タイプ
- よくある失敗例・相談事例（島田市を想定）と具体的な回避策
- 無料相談から入居までの流れ（退院が迫るケースも対応）
「とにかく退院が迫っていて急いでいる」「一緒に選んでくれる専門家がほしい」という方は、記事を最後まで読む前でもかまいません。
まずは一度ご相談ください。
先に結論：島田市で老人ホームを選ぶときは、この4つを整理すれば迷わなくなります。
- ① 医療ニーズ（医療依存度）
- ② 認知症の有無・進行度
- ③ 家族の生活動線（通いやすさ）
- ④ 予算と制度活用（公的軽減・生活保護・身元保証の有無）
長くなるので、気になる箇所だけでも飛ばし読みor相談していただければ解決に導きます。
島田市で老人ホームを選ぶときに押さえるべき4つの軸
この4つを整理するだけで、「候補にすべき施設タイプ」は自然と3〜4件まで絞り込めます。
- ① 医療ニーズ（医療依存度）
胃ろう・在宅酸素・点滴・褥瘡・インスリン注射・吸引など、どこまで医療的ケアが必要か。 - ② 認知症の有無・進行度
物忘れ中心なのか、徘徊・BPSDなど行動・心理症状があるか。 - ③ 家族の生活動線（通いやすさ）
自宅・職場・かかりつけ医・子どもの家などとの位置関係。車移動が前提か、公共交通か。 - ④ 予算と制度活用（補助の有無）
月いくらまで出せるか。負担限度額認定（補足給付）・高額介護サービス費・高額医療・高額介護合算制度・生活保護・身元保証など活用の可能性があるか。
現場では「介護度」だけで探し始めると、途中で詰まります。私は退院調整（急性期）と、入居後の生活（施設側）と、在宅医療（訪問診療側）の3方向から見てきたので、“医療の線引き”と“生活の継続”の両方が崩れない組み立てを最優先にしています。
「うちの場合、どれが最優先か分からない」からで大丈夫です。4軸を一緒に整理すると、候補が一気に現実的になります。
島田市の高齢者人口と介護サービスの全体像
島田市の高齢化と要介護認定の状況（公的データ）
島田市は、市が公開している「介護保険事業状況報告」の中で、人口・高齢化率・認定者数などを定期的に更新しています。
最新の数値は市の公式ページで必ず確認できます。
▶ 島田市｜介護保険事業状況報告（人口・高齢化率・要介護認定者数など）
また、島田市は第9期介護保険事業計画（令和6〜8年度）を策定しており、高齢者を取り巻く状況や認定者数の推移などが整理されています。
▶ 第10次島田市高齢者保健福祉計画（第9期介護保険事業計画）
計画資料（第2章）では、要支援・要介護認定者数が2018年以降増加傾向であること、2022年に4,368人、2023年に4,562人となっていることが示されています（市資料）。
▶ 計画資料（第2章：高齢者を取り巻く状況／認定者数の推移）
島田市は高齢化が進むなかで、要介護・要支援者や医療ニーズのある高齢者の受け皿整備が重要になっています。実際に島田市は計画に基づいて地域密着型サービス（例：グループホーム等）の整備も進めています
▶ 島田市｜高齢者福祉施設整備（地域密着型サービス整備の情報）
「特養だけ待つ」のが正解になるケースもありますが、退院期限・医療処置・家族の通いやすさが絡むと、有料老人ホーム／サ高住／老健／介護医療院まで含めた“現実解”が必要になることが多いです。
島田市で選べる主な介護施設の種類と特徴
ここでは、島田市（必要に応じて藤枝・焼津も含む）で実際に利用候補となることが多い施設の種類と、
「どんな人に向いているか／向いていないか」を整理します。
特別養護老人ホーム（特養）
- 対象：原則 要介護3以上
- 特徴：費用が比較的安く、長期の生活の場として安定
- メリット：公的価格で負担が少なく、長期入所が可能
- デメリット：高齢化が進む地域ほど待機が発生しやすい
島田市の特徴： 市街地（島田・金谷）は選択肢がある一方、山間部（川根方面）は距離の問題で通いづらいことが多く、「家族の生活動線」との相性が非常に重要になります。
介護老人保健施設（老健）
- 目的：在宅復帰・生活機能の維持
- 特徴：PT・OT・STなどリハビリ職が配置
- メリット：退院後の“つなぎ”として非常に強い
- デメリット：長期利用には向かない（原則として在宅復帰を目的）
私が退院調整をしていた頃から変わらない現実として、「退院期限に間に合わせる」ために老健の役割は大きいです。
特に医療処置やADL低下がある場合は、いきなり“終の住処”を決めきれないことが多いので、老健を使って状態を落ち着かせる二段階プランが効きます。
介護付き有料老人ホーム
- 特徴：介護職員・看護師が一定数配置（施設により医療対応の幅が大きい）
- メリット：医療対応・看取り体制が整っている施設もある
- デメリット：特養と比べて費用は高め
住宅型有料老人ホーム
- 特徴：外部サービス（訪問介護・訪問看護・訪問診療など）を組み合わせる
- メリット：比較的入りやすい／生活の自由度が高い傾向
- デメリット：介護サービス利用量・医療ニーズで費用が上がりやすい（総額確認が必須）
サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）
- 対象：比較的軽度〜中等度の方
- 特徴：安否確認・生活相談がセット（登録制度）
- 注意点：介護度が進むと追加契約・外部サービス調整が必要になる場合も
サ高住は国の登録制度で、少なくとも状況把握・生活相談サービスを提供すること等が示されています。
制度の概要は国土交通省の解説が分かりやすいです。
▶ 国土交通省｜サービス付き高齢者向け住宅（登録制度の概要）
認知症グループホーム
- 対象：認知症で要支援2〜要介護の方（施設の受入方針による）
- 特徴：少人数・家庭的な環境で落ち着いて生活しやすい
- 注意点：医療依存度が高い場合は転居が必要になることも
介護医療院
- 対象：医療依存度が高い方／長期療養が必要な要介護者
- 特徴：医療と介護で生活を支える施設（終末期ケア・看取りにも対応する運用が多い）
- 注意点：生活の自由度は施設方針により差がある
介護医療院は厚生労働省が制度・役割を整理しています。「医療が必要だけど、病院ではない場所で生活を続けたい」という方の選択肢として、私は現場でも相談が増えている印象です。
▶ 厚生労働省｜介護医療院とは
施設タイプの相性は、「医療の線引き」「急変時の動き」「看取り方針」「通いやすさ」で決まります。
候補の出し方で迷ったら、状況整理から一緒にやります。
【2025年版】島田市の老人ホーム費用相場と“現実的な負担ライン”
結論：島田市周辺で多い費用帯は月15〜22万円前後です。
※特養はもっと低く収まるケースが多い
ここでいう「費用相場」は、あくまで現場でよく出るレンジです。大事なのは、“月額の表記”ではなく、毎月の総額がブレないことです。
特別養護老人ホーム（特養）
- 初期費用：0円
- 月額：8〜13万円目安
- 備考：負担限度額認定（補足給付）でさらに軽減されることも（食費・居住費）
介護老人保健施設（老健）
- 初期費用：0〜数万円
- 月額：12〜18万円目安
- 特徴：医療・リハビリ中心の一時利用が多い
有料老人ホーム（介護付き・住宅型）
- 介護付き：18〜25万円前後
- 住宅型：15〜23万円前後
- 変動要因：医療対応力・立地・居室タイプ・外部サービス量
サ高住
- 月額：11〜18万円前後
- 備考：介護サービス利用量により実質負担は変動
認知症グループホーム
- 月額：13〜17万円前後
- 特徴：空き状況が偏りやすい（早めの情報収集が有利）
重要：
同じ「月20万円」でも、家賃／管理費／食費／水光熱費／介護保険自己負担／医療費／オムツ代の含まれる範囲で総額は大きく変わります。
見学では必ず「毎月の総額はいくらになりそうですか？（オムツ代・受診時の体制も含めて）」と確認してください。ここを曖昧にすると、入居後に家計が崩れて転居リスクが上がります。
費用が不安で動けない方へ：
制度の使い方次第で、実質負担は大きく変わります。次の章で「知らないと損」になりやすい公的制度を整理します。
島田市で使える主な費用補助制度（知らないと損）
費用を理由に選択肢が狭まるのは、本当にもったいないです。
島田市は市の案内ページで、負担限度額認定や高額介護サービス費などをまとめて案内しています。
▶ 島田市｜負担限度額認定申請と高額介護サービス費等の案内
① 介護保険の負担限度額認定（補足給付）
特養・老健・ショートステイ等で、食費・居住費が軽減される制度です。
制度は国（厚生労働省）資料でも整理されており、2024年8月に居住費の見直しがあった点も含め、最新ルールを確認しておくと安心です。
▶ 厚生労働省｜補足給付（食費・居住費）見直し資料（令和6年8月〜）
② 高額介護サービス費
介護保険の自己負担が月の上限を超えた場合、申請により超過分が支給されます。
厚生労働省の解説（介護保険の解説）でも制度の考え方が確認できます。
▶ 厚生労働省（介護保険の解説）｜サービスにかかる利用料（高額介護サービス費の説明）
③ 高額医療・高額介護合算制度
医療＋介護の1年間（8月〜翌年7月）の自己負担を合算して、基準額を超えた分が支給される制度です。
慢性疾患・通院が多い方ほど効果が出やすいので、私は必ず確認します。
▶ 厚生労働省｜高額医療・高額介護合算療養費制度について
④ 生活保護（介護扶助）
生活保護の相談は、島田市の公式案内に窓口・連絡先が明記されています。
▶ 島田市｜生活保護制度（相談窓口）
また国資料では、被保護者が介護保険施設等に入所している状況なども示されています。
制度利用が恥ずかしいことではなく、生活を立て直すための公的仕組みです。
▶ 厚生労働省｜（参考）被保護者の施設入所状況等
島田市のように生活圏が広く、医療資源・介護資源の偏りが出やすい地域ほど、「制度を最大限に活用しながら、現実的な選択肢を作る」ことが入居可否に直結します。
施設のことも制度のことも良く分からないという方は、ぜひご相談ください。
希望に適した施設をご紹介していきます。
医療ニーズ別｜島田市で選ぶべき施設タイプ
結論：同じ介護度でも、医療処置の有無によって選べる施設は大きく変わります。
医療依存度が高い場合（胃ろう・酸素・褥瘡・吸引など）
- 医療対応型の介護付き有料老人ホーム（看護体制・夜間対応の線引きを確認）
- 医療連携が強い老健（島田市外も含む）
- 介護医療院（医療と介護で生活を支える）
私がHCUで見てきたのは、「退院はできるが、在宅では医療処置が回らない」ケースです。
このとき大切なのは、“できる医療”の種類だけでなく、夜間・急変時の動き（救急搬送の判断、受診同伴の可否、協力医療機関との連携）まで先に決めておくことです。
島田市の特徴：
医療依存度が高いケースは、藤枝市・焼津市なども含めた検討で解決しやすいです（家族の生活動線と両立しやすい範囲で）。
認知症が進行している場合
- 認知症グループホーム（少人数・生活リズムが整いやすい）
- 認知症専門フロアのある有料老人ホーム（BPSD対応の経験値を確認）
リハビリを重視したい場合
- 老健（在宅復帰・生活機能の維持を目的にしやすい）
軽度〜中等度で見守り中心の場合
- サ高住
- 住宅型有料老人ホーム＋訪問介護（必要に応じて訪問看護・訪問診療）
医療ニーズは「今」だけでなく、3〜6か月後に増える可能性も含めて見ます。
ここを見落とすと、入居後の転居（再探し）になりがちです。
家族の生活動線から考える“後悔しない”施設選び（島田市版）
島田市では「施設の条件」よりも「家族が通い続けられる距離かどうか」で、入居後の満足度が大きく変わります。
島田市は、島田・金谷・川根とエリアが広く、同じ市内でも生活動線が大きく異なる地域です。
施設選びの段階で「家族の通いやすさ」を軽視すると、入居後に「思ったより通うのが大変」「だんだん面会頻度が減ってしまった」という後悔につながりやすくなります。
島田市で特に意識したい生活動線のポイント
- 島田駅・金谷駅周辺：
電車・車ともにアクセスしやすく、家族が通いやすいエリア。施設選択の自由度も比較的高い。 - 旧金谷町・初倉方面：
車移動が前提になりやすい。主要道路への出やすさ・渋滞時間帯を確認しておくと後悔が減る。 - 川根方面：
自然環境は良いが、距離・冬季の移動・急変時の対応を必ず想定しておく必要がある。
よくある後悔パターン
- 「家賃が安いから」と川根方面を選んだが、通うのが大変で面会頻度が激減
- 施設自体は良いが、家族の勤務先・自宅と逆方向で負担が大きい
- 主治医やかかりつけ病院から遠く、通院や急変対応が不安になった
後悔しないためのチェックリスト
- 誰が、週に何回、面会や支援に行くのか
- 車移動か公共交通か（雨の日・夜間も想定）
- 主治医・かかりつけ医・病院との距離（急変時の動きも含めて）
- 島田市内にこだわる必要があるか（藤枝市・焼津市との比較）
島田市では「島田市内にこだわらず、藤枝市などを含めて検討する」ことで、
通いやすさ・医療対応・空室状況のバランスが一気に良くなるケースも非常に多いです。
施設見学の前に、「家族の生活動線マップ」を一度紙に書き出してみてください。
それだけで、候補施設が自然に絞られていきます。
島田市で実際にあった施設紹介事例（地域特性に基づく想定ケース）
ここからは、島田市・金谷地区・川根地域を含む生活圏で起こりやすいケースをもとに、
「どのように施設を選び、何が解決したのか」をイメージできるように紹介します。
事例① 医療依存度が高く、島田市内の受け入れが限られたケース（老健 → 医療対応型ホーム）
- 80代・男性／心不全・在宅酸素・夜間の吸引あり
- 病院MSWより「退院先が見つからない」と相談
- 家族は在宅介護が困難な状況
島田市内だけで探すと医療対応の選択肢が狭くなるため、まずは医療連携が強いエリアの老健に一時入所して状態を安定させ、
最終的に：24時間の看護体制がある医療対応型ホームへ転居
- 退院期限に間に合った
- ご本人の医療的リスクに対応できる体制を確保
- 家族からも「通いやすい距離」と好評
医療依存度が高い場合、「老健でつなぐ」→「医療対応型ホームへ」の二段階プランが、退院期限と安全性を両立しやすいです。
事例② 認知症のBPSDが強く、在宅限界（グループホーム）
- 80代・女性／アルツハイマー型認知症
- 夜間徘徊・不眠・近隣トラブルが増加
- 川根地域で一人暮らし、ご家族は島田市内在住
山間地域のため見守りが難しく、対応できる事業所も限られる状況。
島田市街地のグループホームを複数見学 → 家庭的ケアを重視するGHへ入居
- 夜間徘徊が減少し表情が明るくなった
- 家族が通いやすくなり支援が安定した
- 地域包括支援センターとの情報連携が円滑に
事例③ 生活保護・保証人なしで受け入れ先が見つからないケース（身元保証の整理が鍵）
- 70代・男性／生活保護受給中・保証人なし
- 行政＋病院MSWから相談
- 市内だけでは難しく、周辺市も含めて受け入れ先を調整
行政・施設・医療機関と連携し、保証の枠組みを整えたうえで入居を実現。
- 「受け入れがない」という不安が解消
- 生活基盤が安定し健康状態も改善
- 孤独死リスクの大幅低減
保証人がいないときは、「無理だ」と諦める前に、制度と手続きの整理で道が開くことが多いです。
状況に応じて、身元保証の相談も一緒に進めます。
よくある失敗パターンと、その回避方法（島田市版）
- 退院が迫り、空室だけで選んでしまう
→ 島田市は生活圏が広いので、老健を挟む「二段階プラン」や、周辺市も含めた候補出しが有効。 - 認知症が進行してから施設探しを始める
→ グループホームは空きが偏りやすいので、早めに「見学できる候補」を作っておく。 - 費用が不安で動き出せない
→ 負担限度額認定・高額介護サービス費・合算制度など、制度確認で現実的なラインを作る（市と国の公式情報を先に確認）。 - 山間部（川根）で在宅限界なのに、地理的に動きが遅れる
→ 市街地・周辺市への“移住型”の施設選択で、家族負担と安全性が改善する。 - 保証人がいないため入居できないと思い込む
→ 行政連携や身元保証の枠組み整理で進むケースが多い（「詰まっている理由」を分解する）。
島田市のポイント：
自治体の広さや地理的差が大きいため、「どの地域に住んでいるか」で適した施設が変わることを理解するのが重要です。
失敗の多くは「情報不足」ではなく、整理の順番が原因です。4軸で整理→受け入れ可否の事前連携→見学、の順に進めるとブレません。
島田市で老人ホームを紹介するときの基本の流れ
- 状況整理 医療情報・介護度・認知症・生活環境（川根・金谷含む）・予算などを共有。
- 候補施設の抽出 島田市＋周辺市の中から2〜4施設を選定（生活動線と医療ニーズを優先）。
- 施設との事前連携（受け入れ可否確認） 診療情報提供書・看護サマリー等をもとに医療対応の可否をチェック。
- 見学・面談 必要に応じて同行し、医療体制・雰囲気・生活動線を確認。
- 費用（総額）・退去条件・看取り体制など細部の確認
- 入居日調整〜入居 病院・行政・施設と連携しながら安全に移行。
最短で進めるコツは、最初から「見学」へ行かず、受け入れ可否の事前確認を先にすることです。ここで候補が絞れるので、家族の負担が一気に減ります。
島田市の老人ホームに関するよくある質問
- 島田市で老人ホームを探し始めるタイミングはいつが良いですか？
-
入退院を繰り返しているとき、転倒が増えたとき、夜間の見守りが難しくなってきたタイミングが一つの目安です。「まだ早いかな」と感じる段階から相談だけでも始めておくと、急な入院や状態悪化にも落ち着いて対応できます。
- 島田市内だけで探すより、藤枝・焼津も含めて探したほうが良いですか？
-
医療対応が必要なケースや急ぎの入居では、周辺市も含めて探すほうが成功率が高いです。島田市は島田・金谷・川根と生活圏が広いため、家族の生活動線に合わせて「通いやすさ」と「医療対応」を両立できる候補を広げると解決しやすくなります。
- 生活保護受給中や身元保証人がいない場合でも入居相談できますか？
-
可能です。島田市は生活保護の相談窓口を公式に案内しています（必要に応じて行政と連携します）。保証人についても、状況に応じた枠組み整理で前に進むケースがあります。まずは「何が詰まりポイントか」を一緒に整理します。
- 認知症が進んできた家族でも、島田市周辺に受け入れ可能な施設はありますか？
-
あります。島田市にはグループホームや認知症専門フロアのある有料老人ホームがあり、徘徊・不眠・BPSDの強い方でも対応可能な施設があります。状態や医療ニーズによっては、周辺市の専門フロアも候補にできます。
- 島田市で老人ホームに入る場合、費用はいくら見ておくべきですか？
-
特養は8〜13万円前後、民間の有料老人ホームは15〜22万円前後が多いです。月額は「医療費・オムツ代・介護保険自己負担・水光熱費」がどこまで含まれるかで大きく変わるため、見学時に“総額”を必ず確認しましょう。
- 退院が迫っていて急ぎで施設を探したいのですが、どうすれば良いですか？
-
「受け入れ可否の事前確認」を先にやり、見学は2〜4施設に絞って動くのが最短です。医療依存度が高い場合は、「老健への一時入所 → 医療対応型ホームへ転居」という二段階プランも有効です。診療情報提供書や看護サマリーをもとに、受け入れ可能な施設をすぐに絞り込みます。
まとめ｜島田市で老人ホームを選ぶなら「4軸整理＋専門家相談」が最短ルート
- 医療ニーズ（医療依存度）
- 認知症の有無と進行度
- 家族の生活動線
- 費用と制度活用
島田市は、市街地・金谷・川根地域など生活圏が広く、地域ごとに施設選びの正解が大きく違うのが特徴です。
私は、看護師（救命救急HCU／重症心身障害）として退院・急変を見てきた経験と、高齢者施設の管理者／看護部長として入居後の生活を支えてきた経験、そして在宅医療の運営として医療介護連携を回してきた経験から、
医療×介護×家族の生活動線の3つの視点で、島田市周辺での施設探しをサポートしています。
「どこに相談して良いか分からない」「まずは状況を整理したい」 という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。
保証人・身元保証がネックになっている場合は、こちらから整理できます。
総合的なお問い合わせはこちらからどうぞ（相談内容がまとまっていなくてもOKです）。
▶ 総合お問い合わせ
「退院が迫っている」「候補が絞れない」「費用や保証人が不安」—このどれか1つでも当てはまれば、先に相談した方が早いです。
