実は簡単【新型コロナウイルスに感染しない・感染させないために】
新型コロナウイルスに感染したくない人・簡単に出来る感染対策が知りたい人に向けて、救命救急センターで勤務する現役看護師が以下の問題を解決していきます。
- どうすれば新型コロナウイルスに感染しないんだろう?
- もし感染したら、どうすれば家族に感染させずに済むかな?
- 感染対策って難しそう・・・
目に見えないウイルスからの攻撃(感染)を防ぐのは難しそうですが、実は簡単に感染対策をすることができます。感染対策を継続して新型コロナウイルスの感染を予防していきましょう。
実は簡単です。新型コロナウイルスに感染しない(うつらない)ようにするために
「感染対策」と聞くと難しそうな感じがしますが、意外と簡単に感染対策をする方法があり、実際に病院で医師・看護師などの医療従事者が実践している方法もありますので参考にしてみてください。
感染しない(うつらない)ようにするためには、以下の3つが最重要となってきます。
- 人と接しない
- 手洗いうがいの徹底と適度な飲水
- 健康体の維持
1つずつ解説していきます。
人と接しない
これは最も確実な感染対策で、人と接しなければ確実に感染しません。「不要不急な外出は控えるように」という対策が世界的に行われている理由です。インフルエンザや風邪と同じように、新型コロナウイルスも「飛沫感染」という咳や会話などにより唾液が降りかかる方法で人から人へ感染するとされています。なので、人と接しないようにすればうつされる心配もありません。家でゴロゴロして過ごしましょう。
ただし、「人と接しない」という感染対策は感染予防としては完璧ですが、みんなが家で何もしない状態が続いたら経済は破綻します。他の感染対策をしながら、感染状況や自分の体調に合った活動をしていきましょう。
手洗いうがいの徹底と適切な飲水
人と接しないという方法は極論であり実行できる人は少ないと思います。いくら外に出るなと言われても、買い物や用事・仕事などで出かけなければ生活出来ないですよね。なので、手洗いうがいをしっかりすることで感染することを予防しましょう。
しっかりとした手洗い
石鹸を使う30秒以上かけて泡で擦り、30秒以上かけて流水で流す。指先や指の隙間などの洗いにくいところも洗うようにしましょう。
すぐに手洗いができない時にはアルコール消毒も有効です。
しっかりとしたうがい
喉だけでなく、口の中にも菌が残りやすいため、「ガラガラ」だけでなく「ブクブク」うがいもするようにしましょう。
消毒・除菌について
新型コロナウイルスには、アルコール消毒が効果的なことも証明されています。手洗いをすることが難しいお子さんや、ペットのいる家庭では消毒・除菌を上手に使って感染予防をしていきましょう。
おすすめの消毒薬については【消毒薬まとめ】おすすめの消毒薬7選【効果と安全性を保障します】を参考にしてみてください。
消毒や除菌のタイミングは、人ごみに行った後などはもちろん、外出時や外出後になるべく早くに着替えやシャワーを浴びたり、手や持ち物を消毒・除菌すると感染対策に繋がります。
間違った感染対策をすると、感染リスクが高くなることだけでなく、消毒薬などによる健康被害の可能性もあるので、正しい感染対策については、
【消毒・除菌】正しく使ってウイルスを撃退【無意味/危険な使い方はやめよう】を参考にして、安全に感染対策ができるようにしましょう。
適度な飲水
長時間外にいる場合には頻回にうがいをすることは出来ないことが多いと思います。そんな時は、こまめに水などを飲むようにすると感染リスクを下げることが出来ます。体の中に入っちゃうけど大丈夫なの?と思うかもしれませんが、水によって流された菌は胃酸がやっつけてくれるので大丈夫です。
実際に医者や看護師は仕事中こまめに水分を取ることで感染を予防しています
一時期お湯で新型コロナウイルスが死滅するから、お湯でのうがいやお湯を飲むことが良いという情報が出回りましたが完全にデマです。正直、飲むものは何でもいいです。
健康体の維持
健康でいれば風邪を引きにくいのと一緒で、新型コロナウイルスにも感染しにくいです。また、感染しても重症化しにくいです。もう健康じゃないという人は、今ある病気の治療をしっかりしたり、手洗い(消毒)・うがいを確実に実践して感染を予防しましょう。
健康を維持するのも難しい時がありますが、最低でも食事・睡眠を十分取るようにしましょう
人に感染させない(うつさない)ようにするために【症状がなくても感染している可能性があります】
新型コロナウイルスが感染拡大している中で、「自分は症状がないから感染してない」と思っている方、特に都会に住んでいる方は注意が必要です。新型コロナウイルスは、若い人・健康な人だと症状がない場合も多いです。そうなると、「自分は症状がないし重症化しないだろうから大丈夫」「他の人にうつっても関係ない」と思う方もいるかもしれません。
しかし考えてみてください。そういった考えから感染が広まってしまうことの弊害を。
感染が広まることで良いことは1つもありません。
なので、解説してきた感染対策をして、自分に感染することと人に感染させることを防いで、新型コロナウイルスと上手に付き合っていきましょう。
まとめ
新型コロナウイルスの波はまだまだ続きそうですが、この記事を読んだあなたは感染対策をしっかりできるはずです。感染対策をしていても感染する時は感染しますが、一人一人が感染対策をすることで感染爆発や集団感染を防ぐことができるので、地域の病院がパンクしないように、みんなで感染対策をしていきましょう。