【あなたの頭痛の種類と原因は?】頭痛には様々な原因や種類があります【頭痛の原因と種類】
あなたの頭痛の原因は何ですか?
日本人の約30%の人は慢性的な頭痛に悩まされています。
この記事を読むことで以下のことがわかり、あなたの頭痛が改善する手がかりとなるはずです。
- 頭痛の原因
- 頭痛の種類
- 特定の症状
頭痛の原因と種類やそれに対する対策を読んで、頭痛のない日常を取り戻すのに必要なことを知りましょう。
また、軽い頭痛から日常生活に支障が出る頭痛ならまだしも、命に係わる危険な頭痛もあるので、「もしかしたら」と早くに受診し命の危険を回避できるかもしれません(そんな頭痛がないことを祈っています)。
頭痛の原因と種類
まずは、頭痛の原因と種類による症状の違いについて解説していきます。
各種の頭痛の特徴や対処方法を知って適切な対応が出来るようにしましょう。
頭痛のタイプとして当てはまるところが多いものが、自分の頭痛のタイプとなります。
緊張型と片頭痛のどちらも疑わしい…という人は、混合型の可能性もあります。
群発頭痛
群発頭痛は、「痛みの王様」と言われるほどの激しい痛みが特徴で、毎年決まった時期にまとまって起こる頭痛です。
1日に3~4回、毎日のように1~2か月の間、片目の奥に、えぐられるような激痛が数十分から3時間程続き、涙や鼻水が出ることがあります。
痛みは夜中や明け方に起きることが多く、7~8割が男性という統計があります。
「もしかしたら群発頭痛かも」と思ったあなた、群発頭痛ってどんな頭痛?【原因から治療方法、予防策まで解説していきます】に詳しくまとめてあるので参考にしてみてください。
片頭痛
片頭痛には30代女性の約20%が悩まされており、女性の方が男性よりも3.6倍多いと言われています。
症状としては、頭の片方(時に両方)にズキンズキンという拍動性の痛みが起こります。
片頭痛の人の中には、生あくびが出たり空腹感やイライラ感・目の前にキラキラした光が出現して視界がぼやける症状などが頭痛の前兆となっている人や、手足が麻痺する人などもいます。
「もしかしたら片頭痛かも」と思ったあなた、 片頭痛ってどんな頭痛?【片頭痛の原因から予防策や治療方法まで解説していきます】に詳しくまとめてあるので参考にしてみてください。
緊張型頭痛
緊張型頭痛の痛みの程度は片頭痛に比べて軽いことが多く、頭全体が圧迫されるような、締め付けられるような痛みが特徴です。
筋肉のコリから引き起こされる緊張型頭痛は、デスクワークやパソコン作業を長時間する人に多く見られます。
精神状況から引き起こされる緊張型頭痛は、精神的ストレスに弱い人に多く、漠然とした頭重感に始まり、1日中持続する傾向にあります。
「もしかしたら緊張型頭痛かも」と思ったあなた、 緊張型頭痛って何?【原因から予防策や治療方法まで解説していきます】に詳しくまとめてあるので参考にしてみてください。
その他の頭痛【すぐ病院に行きましょう】
手足の麻痺や言葉が出ない・喋りにくいなどの症状や、激痛などこれまでに経験したことのない頭痛は即病院に行きましょう。状況によっては救急車です。
急に頭が割れるような激痛が襲うのが特徴です。40代以降に多く、発作の数日~数週間前に前兆となる頭痛が起きることもあります。
高血圧がある人は要注意で、脳の血管が破れて出血し、急に頭痛が起きて短時間ピークに達します。頭痛は軽くても麻痺や言葉の障害、吐き気やめまいなどを伴うことがあります。
脳に出来た腫瘍が大きくなるにつれて痛みも強くなります。腫瘍の部分によって麻痺や視力障害が出ることがあります。
高熱とともにズキンズキンという激しい痛みと首の後ろが固くなるのが特徴です。ウイルスや細菌の感染が髄膜に及ぶと髄膜炎、脳に及ぶと脳炎となります。
頭をぶつけたり軽い衝撃が原因で、頭骨の下にある硬膜とくも膜の間に1~2か月をかけて徐々に出血し、血腫(血の塊)が脳を圧迫して頭痛が起こります。
血腫が自然に吸収されるのを待つか、手術で血腫を取り除けば症状はなくなります。
まとめ
あなたの頭痛の原因と種類がわかったと思います。各頭痛を詳しく解説した記事に、頭痛の対処法や治療法もまとめておきました。群発頭痛、片頭痛、緊張型頭痛に分けてまとめてあり、あなたの頭痛を改善するヒントが書かれているはずです。
頭が痛いと何をするにも気力がなくなったり、動く気すらなくなってしまうと思うので、自分の頭痛の種類と治し方・対策を知り、頭痛のない生活を手に入れましょう。