自律神経失調症は何科を受診する?【チェックリストと診療科・診断方法】

メンタル 健康問題

私って自律神経失調症なのかな?
何科に受診すればいいのかな?
どんな診察や検査があって、どうやって診断されるの?


今回は、このような疑問に対して、以下の通り解説していきたいと思います。

自律神経や自律神経を整える方法について、「とりあえず簡単に説明して」という人に向けに、【自律神経とは】健康には必要不可欠【2つの簡単な方法で整える】に簡単にまとめてあるので参考にしてみてください。

  • チェックリスト
  • 受診する診療科
  • 検査と診断方法

実際に自律神経失調症の患者を看護してきた高度救命救急センターの看護師が、病院で使われているチェックリストや実際の症状を元に、悩んでいる人用にチェックリストを作りました。
病院に受診して治療開始となった症例や入院となった症例などの経験をもとに、あなたは自律神経失調症なのか・受診した方がいいのか・何かを受診すればいいのかについて解説していきます。

チェックリスト

19個のチェックリストで、該当する個数が多いほど「身体からの危険信号が出ている状態」です。確認していきましょう。

1.息苦しくなる時がある、急に呼吸が早くなることがある
2.胸が締め付けられる感じがする
3.胸がざわざわ・そわそわする感じがする
4.心臓の鼓動が突然早くなったり、脈が飛ぶような感覚がある
5.めまいや耳鳴りがすることが多い
6.立ちくらみがすることが多い
7.食べ物を飲み込みづらい時がある、喉に違和感がある、ろれつが回らない時がある
8.風邪でもないのに咳がよく出たり、詰まっている感じやイガイガする感じがする
9.やけにまぶしく感じたり、眼の症状(疲れ目、乾き目など)が気になる
10.胃の調子が悪いことが多い(食欲がない・胸やけなど)
11.よく下痢や便秘になる
12.水分を摂っていても尿があまり出ない。または水分を多量に摂っていないのにトイレが近い。
13.肩こりや腰痛が治らない、よく痛くなる
14.倦怠感があったり、身体に力が入らないように感じる。手足がだるい時が多い
15.夏でも手足が冷える、急に身体が熱くなったり冷たくなったりする
16.顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく
17.朝、起きる時に疲労を感じる、寝つきが悪かったり夜中に目が覚めて眠れなくなる
18.寝ているのに寝たりない
19.精神的に安定しない(不安になったりイライラする)、怖い夢をよく見る、金縛りにあう

0-1個:自律神経に問題ないでしょう
2-3個:自律神経が乱れている可能性があります
4-6個:自律神経失調症になりかけているorなっている可能性があります
7個以上:休息が必要です。すぐに病院を受診しましょう
チェックリストで見ると症状が少なくても、あなた自身が気になる症状があり、症状が続いているのであれば受診してみてください。
自律神経の乱れによる症状や原因については、自律神経の乱れるによる症状と原因【自律神経を整えて体調不良を改善】を参考にしてみてください。

受診する診療科

自律神経失調症による身体症状は、自律神経失調症特有の症状ではなく、様々な病気の症状として現われるので、「あなたが気になる症状を診察できる診療科」を受診しましょう。
例えば、チェックリスト1の「息苦しくなる」ことなどが症状としてあるなら呼吸器内科を。
2~4の「胸の症状」があるなら循環器内科を。
5~9の症状があるなら耳鼻咽喉科を。
10~12の症状があるなら消化器内科や泌尿器科を。
13~19は心療内科や精神科を受診しましょう。

早期受診を

症状によってあなたの日常生活に支障が出ているor過ごしにくくなっているのであれば、すぐに受診してください。自律神経失調症による症状でなかった場合でも、自律神経失調症による症状であった場合にも、早期受診・早期治療することで重症化せず、早く完治することができます。

検査と診断方法

自律神経失調症は「病名」ではなく「症状名」なので、各診療科で身体的な検査をして異常がなかった場合に、あなたの症状が「自律神経失調症」であることが考えられます。
なので、「この検査をして結果がこうだったから自律神経失調症」という診断にはならず、「自律神経系の症状が現れていて、これだけの検査をしたけど原因がはっきりしない」という場合に「自律神経失調症」という診断で治療が開始されます。そして、自律神経失調症による治療を行い、症状の改善を目指します。
自律神経失調症の治療を行い自律神経が整ってきた・安定してくれば、症状は軽くなってくるはずです。治療による効果がなく症状が改善されない場合には、治療方法の変更や再検査を行う必要がありますので医師に相談してみましょう。
自律神経失調症の治療や改善方法については、
【自律神経失調症】症状に対する治療と改善方法【ストレスフリーを目指そう】を参考にしてみてください。

まとめ

自律神経失調症は「主観的な症状」であることが多く、症状として現れていても「原因不明」や「ストレスのせい」だと言って治療がスムーズに行われず、完治まで時間がかかることがあります。
しかし、自律神経失調症の治療は難しいことではなく、「生活習慣」と「ストレスとの付き合い方」で自律神経を整えることで症状が軽くなったり完治することができます。なので、病院からもらった薬や病院で勧められた治療だけを試すのではなく、様々な方法を取り入れて「あなたに合った方法」を見つけるのが鍵となります。人生は長いです、のんびりやっていきましょう。