群発頭痛ってどんな頭痛?【原因から治療方法、予防策まで解説していきます】

健康問題

あなたを悩ませている頭痛は「群発頭痛」かもしれません。
以下に当てはまる人は群発頭痛を起こしている可能性が高いため要チェックです。

  • 20~40代の男性
  • 20代、60代の女性
  • 飲酒や喫煙をする人

「頭痛」と一言に言っても種類があり、それぞれ予防方法や治療方法が違います。本記事では群発頭痛の特徴や原因から、予防方法や治療方法を解説していきます。
群発頭痛を知り、群発頭痛のない生活を目指しましょう。

群発頭痛ってどんな頭痛?

以下が群発頭痛の特徴です。

  • 強い痛みの頭痛が決まった片側に出現する
  • 発作的に出現し1回/2日~8回/日の頻度で15~180分続く
  • 頭痛発作を反復する期間(群発期)は1か月弱から数か月続く
  • 発作中は、頭痛と同側に充血や涙・鼻づまり・鼻水・目のむくみや発汗・紅潮などが現れることがある
  • 群発期の非頭痛時間帯に飲酒すると頭痛が誘発されるが、非群発期には誘発されない

つまり、強い頭痛が発作的に数か月続き、頭痛と同時に他の症状も出現する頭痛の場合は群発頭痛の可能性が高いです。次の項目で、群発頭痛の原因やどんな人がなりやすいかを解説していきます。

群発頭痛なりやすい人の特徴と原因

現在、群発頭痛の原因については、はっきりとわかっていません。
解明されていないことが多い頭痛ですが、これまでの統計により、群発頭痛に「なりやすい人の特徴」はわかっています。

「症状」と「なりやすい人の特徴」に当てはまっていたら、あなたを悩ませている頭痛は「群発頭痛」かもしれません

  • 20~40代の男性に多い(女性の3~5倍)
  • 女性の場合は20代と60代に多い(妊娠中は頭痛が出現しにくい
  • 飲酒や喫煙をする人に多い
  • 背の高い、ガタイのいい男性に多い
  • 群発期はアルコール・チラミン・亜硝酸ナトリウム・ヒスタミンで発作が誘発される
  • チラミンや亜硝酸ナトリウムなどの群発頭痛を誘発する食べ物や飲み物については、群発頭痛を悪化・誘発する食べ物や飲み物【群発期は特に注意しましょう】にまとめてあります。
    今まで原因がわからない頭痛に悩まされていたあなた。思い当たる節がある人もいるのではないでしょうか。

    治療方法

    群発頭痛の治療は、予防治療急性期治療に分けられます。
    予防治療では、内服薬によって頭痛発作を予防することを目的としています。
    急性期治療では、頭痛発作が出現した時の対処法として、皮下注射や酸素吸入が使用されます。

    予防治療

    一般的な予防薬としては、ベラパミル・炭酸リチウム・バルプロ酸・トピラマート・ステロイドなどが使用されています。
    どれも医師の処方がないと使用できない薬ばかりなので、病院を受診することが必須となります。

    急性期治療

    現状としては、皮下注射か酸素吸入の対処法しかありませんが、それぞれ問題点もあります。

    皮下注射

    トリプタン系の薬剤の皮下注射の効果が認められていて、保険適用となっています。
    注射キットを携帯し、発作時に自己注射することができ、10分程で効果が表れます。
    頭痛発作の時に自分でうつことができ、効果もありますが以下のような問題点もあります。
    使用頻度が増えると効果が薄くなり、頭痛の回数が増える傾向にある

    純酸素吸入

    頭痛発作時に、医療用の酸素7~8Lを15分程吸入することで頭痛を軽減することが出来ます。
    発作が起こったら出来るだけ早くに吸入することで、より効果が得られます。
    酸素も医薬品と同じ扱いになり、医師の処方がなければ自宅に持って帰ることが出来ません。
    2018年から保険適用となりましたが、酸素の処方は呼吸不全の患者に出されることが一般的で、理解のない医者だとなかなか処方してもらえない場合もあります。
    理解のある医者を探す
    これに尽きると思います。

    自分で出来る予防策

    個人的には理解のある医者を探して純酸素を処方してもらうのがベストな選択だと思います。
    しかし、なかなか病院を受診出来ない方や、病院が嫌いな方、医者に頼らずどうにかしたい方もいると思います。
    また、自分で出来る予防策もあるので、紹介していきます。

    副交感神経を刺激

    副交感神経が働いている時は頭痛が起こりにくいと言われています。
    ゆっくりお風呂に入ったりマッサージをしたり、リラックスできる時間を作りましょう。
    副交感神経が働いている時=胃腸が動いている時なので、胃腸を刺激して、副交感神経を優位にする方法もあります。
    頭痛の前兆を感じたときだけでなく、定期的に水分補給することで頭痛の予防に繋がり、意識すれば誰にでも出来ることなのでおすすめです。

    自律神経を整える

    自律神経が不安定だと、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかなかったり、体に不調が出たりします。
    自律神経を整える=体調の改善に繋がります
    自律神経については、以下の記事にまとめてあるので参考にしてみてください。

    自律神経失調症かも・・・という人は、自律神経失調症は何科を受診する?【チェックリストと診療科・診断方法】を参考にしてみてください。

    禁酒

    期間に飲酒をすると頭痛が誘発されます。
    群発期間を過ぎれば飲酒をしても頭痛が誘発されなくなりますので、群発期間中だけでも禁酒をしましょう。
    また、アルコール以外の食べ物や飲み物でも群発頭痛が誘発されることもあるので、気を付けるようにしましょう。

    まとめ

    頭痛を予防する方法は多くありますが、「とりあえず痛い時に痛みが取れればいい」という方は
    理解のある医者を探して純酸素を処方してもらう
    がベストだと思います。
    痛いのは大変なので、「痛いのを軽減する→痛くなる回数・期間を減らす」という風にアプローチしていけば、頭痛のない生活に近付けます。少しずつ実践して頭痛のない日常を手に入れましょう。