群発頭痛を悪化・誘発する食べ物や飲み物【群発期は特に注意しましょう】
この記事を読むことで、以下のことが期待できます。
- 群発頭痛を悪化、誘発する食べ物がわかる
- 群発頭痛を悪化、誘発する飲み物がわかる
- 頭痛のない生活が手に入る
普段何気なく食べたり飲んだりしている物を控えることで、頭痛の軽減に繋がるかもしれません。
食べ物や飲み物で頭痛が悪化?誘発?と思うかもしれませんので、なぜ食べ物や飲み物で頭痛が悪化するかも含めて解説していきます。
今回は群発頭痛を悪化・誘発させる可能性のある食べ物や飲み物に焦点を当てていますが、頭痛の種類については頭痛の原因と種類【頭痛には様々な原因や種類があります】を参考に、群発頭痛については群発頭痛ってどんな頭痛?【原因から治療方法、予防策まで解説していきます】を参考にしてみてください。
群発頭痛を悪化・誘発する食べ物や飲み物
頭痛の原因は、血管が拡張して周囲の神経を圧迫することや炎症が起きることなので、血管を拡張させる作用のある食べ物や飲み物は、群発頭痛の症状を悪化させる可能性が高いです。
チラミンを多く含む食べ物や飲み物
チラミンが血管を拡張させることにより頭痛症状を悪化させる可能性があります。
次のような食べ物や飲み物に注意してください。
チラミンを多く含む食べ物
チーズやカカオ製品、漬物などの普段口にすることがある食品にもチラミンは多く含まれています。群発期に食べたり多くの量を食べたら頭痛を誘発する可能性があるので、なるべく控えるようにしましょう。
チラミンを多く含む飲み物
赤ワインにはチラミンが多く含まれているので、ワインを飲まれる方は注意してください。
コーヒー自体には多く含まれていませんが、大量のコーヒーを飲むと総量が多くなってしまうため注意が必要です。
亜硝酸ナトリウムを多く含む食べ物
亜硝酸ナトリウム=亜硝酸ソーダ
なので、チラミンと同じように血管を拡張させる作用があり、頭痛の原因となる可能性があります。
亜硝酸ナトリウムは、非加熱のソーセージなどの発色や細菌繁殖を抑制するために添加が義務付けられている食品添加物です。
亜硝酸ナトリウムを多く含む食べ物
添加物として亜硝酸ナトリウムが使用されていなければ頭痛の原因にはなりませんので、食べたいときには添加されていないものを探しましょう。
絶対NGのアルコール
飲酒すると確実に血管が拡張するため、ほぼ100%の確率で群発頭痛が引き起こされます。
種類や量は関係なく、ビール・焼酎・日本酒・ワインなど、全てのアルコールで血管が拡張するので、基本的に群発期の飲酒は厳禁です。
薬で頭が痛くなることも
群発頭痛があるないに関係なく、狭心症などの治療で血管拡張薬が使用された時に頭痛が発生することがあります。
群発頭痛の診断を受けている人が血管拡張薬を飲んだら頭痛を誘発することは確実なので、もし心臓血管系の病気(心筋梗塞・狭心症・心不全・高血圧など)になった場合は、医者に「群発頭痛」の既往があることを伝えてください。
まとめ
群発頭痛を悪化・誘発させる飲み物や食べ物を紹介してきましたが、いかがでしたか?
普段何気なく食べている物・飲んでいる物によって頭痛が悪化・誘発されていたら損ですよね。
特に群発期には気を付けるようにして、頭痛のない人生を目指しましょう。
群発頭痛は悪化や誘発されないように食べ物や飲み物に気をつける必要がありますが、緊張型頭痛や片頭痛に関しては、「摂取することで頭痛が改善する」ものがあり、頭痛改善が実証された成分10選【安全な9つの成分と1つの危険な成分】としてまとめてあります。
食べ物や飲み物などに気を使って、頭痛のない日常を手に入れましょう。